美容院での場合ブリーチというのは、
髪の色素を抜いて白に近づける
【脱色】をブリーチと呼びます。
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実際は現状のブリーチ剤では
白まで脱色することは不可能なので
髪質によっての違いはあれど、
金髪くらいの仕上がりになることが多いです。
さらに普通のカラー剤にも脱色効果として、
ブリーチは配合されているので、
髪を明るくする目的には必要不可欠なものです。
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ブリーチの配合割合によって、
脱色具合は変わってきます。
最近はカラーシャンプーやカラートリートメントの普及で
ブリーチ剤を使った施術もしやすくなって、
求める人も増えたと思います。
それでも、したことない人のために
普通にカラーをするのと、
ブリーチで1度脱色してからカラーするのでの、
見え方・影響の違いを解説します。
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美容師歴18年・内カラーリスト歴10年の経験をもとに話していきます♪
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違い1 色味
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ブリーチカラーの場合まずブリーチで髪を脱色します。
その後希望の色味のカラー剤を入れていくわけなのですが、
普通のカラーよりできる色味のバリエーションが
非常に豊富です。
ブリーチでの色の脱色の仕方や回数なんかで
できる幅は変わってきますが、
ほとんどできない色味は無いんじゃないかなと思います。
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こんな感じのカラーも作れたりします。
ハイライトやインナーカラーなんかでも
ブリーチを使うことは多いですが、
1度ブリーチを使って染めることで、
印象を変えて、よりデザインの幅を
広げることができます。
【人気のインナーカラー】やる前とやった後に感じるズレを解説。【イメージより・・・】
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ハイライトの場合は、
白髪ぼかしとしても使ったりしますね
白髪染めでも明るいカラーを楽しみたい人が知っていて欲しい事。
違い2 透け感
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最近は普通のヘアカラーでも、
クオリティがどんどん上がっているので
高い艶感と透け感が出せますが、
それを上回る透け感を見せることができます。
透け感は色味や明るさとはまた別にヘアカラーで
求められる質感の1つだと思います。
透け感が出ると髪が軽く見えたり
暗めに作っても重く見えません。
カウンセリングしてても
求められることがとても多くなりましたね♪
違い3 ダメージ
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みなさんわかっているとは思いますが、
髪にかかるダメージレベルは
だいぶ変わってきます。
ブローなど何もしない状態だと、
手触り柔らかさは普通のカラーより
影響が大きいです。
髪が思った以上にゴワゴワになったり
時間の経過とともにギシギシになったりします。
パーマやカラーでうける2種類のダメージについて解説。【極力抑える方法も】
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通常のカラーやパーマに比べると
どちらで受けるダメージはとても大きいので、
アフターケアは大事です。
そうなる前にヘマチンシャンプーなどで、
ダメージの原因になる成分を
しっかり除去してあげると
受けるダメージを最小限に抑えることが出来ます。
Naru shampooなんかは、そこのイメージも
強く持っていたので、おすすめです!
【さっぱり洗えて低刺激】Narucos labo. Naru shampooの紹介【ヘマチン配合】
ちなみに市販のシャンプーなんかでも
色々おすすめはしていますが、
ブリーチカラーではあまりおすすめは出来ないので、
こちらの記事のシャンプーを使って下さい!
【超簡単!】ヘマチンシャンプーの見分け方。【おすすめシャンプーも紹介!】
市販のカラー用シャンプーが、カラー毛に対してほぼ意味がない理由。
SNSなどを見るとブリーチカラーなのに
つやつやさらさらな髪の人も見かけますが、
まず間違いなくヘアアイロンなどで
スタイリングしていると思います。
違い4 色もち
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色もちも普通のカラーに比べると
あまり良くはないです。
ヘアカラーはだいたい2ヶ月くらいの
もちだと言われています。
もちろんダメージ・髪質・希望の色味・調合
なんかのバランスでもちが良かったり
悪かったりと差はあります。
それに対して、ブリーチカラーの退色は
さらに早く、何週間で色が抜けます。
なかなかここは変わらないのですが、
カラーシャンプーやカラートリートメントの
バリエーションが増えたことで、
自分でメンテナンスしやすくなったので、
美容師側として助かりますし、
色もちの関しては進めやすくなりましたね。
違い5 伸びた黒髪の気になり具合
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日本人の髪の毛はだいたいが黒髪なので、
毛先をブリーチして金髪くらいまですると、
普通にカラーだけするよりか、
伸びてきた根元と毛先の明るさの差が
大きくなるので少し伸びただけでも、
すごく気になります。
最後に〜ヘアカラーのクオリティは上がっているが、ブリーチしないと出せない色味・デザインは多い〜
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年々ヘアカラーの考え方も薬剤も
クオリティが上がってはきてますが、
それでもブリーチカラーでないと、
出せない色味・デザインは多くあります。
今回の違いを加味して
ぜひ美容師さんに相談して
ヘアカラーを楽しんでください!
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ちなみに最近は【ケアブリーチ】とかが人気ですが、
決して傷まない!というわけではないので、
そこは理解しておいて下さい。
参考になれば嬉しいです。
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