トリートメントって、どういう基準で選んでますか?
シャンプーとセットで買ってますか?
実際そういう人は多いと思いますが、
その答えを言うと別に同じ商品と
セットの方が良いと言うことはありません!
【今更聞けない】シャンプー・トリートメントは同じメーカーで合わせた方がいいの?【必要?】
今回は、トリートメントの選び方を解説してみたいと思います。
基本、髪を良くする為のアイテムとして、
トリートメントだけ力を入れれば良い
という考え方は違うと思っているので、
【ヘアケア理論】トリートメントよりシャンプーが大事だと思う3つの理由
トータルで考えたヘアケアの中での、トリートメントの役割としての
理想の選び方を解説していきます。
好きな質感、髪質にあった質感を選ぶ。
トリートメントに関しては質感を1番に考えていいと思います。
硬毛・多毛の人やハイダメージな人は、
炭化水素油(ジメチコン・ミネラルオイル・流動パラフェン・水添ポリイソブテンなど)が
配合されたコーティング力の強いしっとり系のトリートメントを、
軟毛・細毛の人は、上記の成分の配合が少なくて、
ケラチンやタンパク質系の成分が
含まれているトリートメントを選ぶのがおすすめです!
ここが、うまくいかなかったり逆転しちゃったりすると、
髪には良いものだとしても、
全然気に入る事はないと思います。
トリートメントは人それぞれの髪質に大きく左右されるので、
ヘアケアで1番「人のおすすめが自分には合わない現象」が起こりやすいです!
ちなみに個人的には、
軟毛・細毛でダメージもさほどない人は、
トリートメントは使わずに
シャンプーとアウトバストリートメントで
完結させても良いと思います。
スタイリング剤などの髪につけるもののトータルで考えて、毎日のシャンプーで洗い流せるか。
トリートメントやアウトバストリートメントの
髪へのつけすぎなどで、
シャンプーで洗い落としきれなくなって残留してしまうのは、
髪の質感低下や酸化懸念もあるので、
髪には非常に良くないです。
システムトリートメントなんかも、
何日も効果があるようなのは一見良さげで、
自分の髪ではないような、しっとりつやつやを得られる反面、
残留によるベタつきなどの質感低下や
酸化懸念やカラーやパーマの処理の不十分な場合、
その上でトリートメントしたりすると逆にダメージを増長させるので、
理想は毎日シャンプーで素髪にして→トリートメントで好きな質感を作って調整
を繰り返していくことはとても重要です。
【ほとんどの人が誤解している。】サロントリートメントの付き合い方。
カラーやパーマ後に行うサロントリートメントの是非【ダメージを与えてしまう可能性を解説】
地味に見えますが、
これが1番ダメージせずに髪の毛を改善させていけるので、
皆さんが欲しいトリートメントの効果を
最大限発揮することができます。
上記で書いたしっとり系のトリートメントも
毎日使うと皮膜が強くなり
一度のシャンプーで
落とせなくなることもあるので、
注意してください。
髪におすすめ成分一覧
効果としては魅力的ですが、
好みは人それぞれなので一覧で書いてみます。
魅力的なのがありましたら、トリートメントで探してみましょう♪
- マカデミアナッツ油・アボカド油 (柔軟性UP)
・・・「パルミトレイン酸」の効果による、強力な毛髪柔軟効果。
- ケラチン系 (ハリ・コシUP)
・・・ものによって補修してくれる場所が違いますが、髪を補修してハリを与えてくれる。
- ヘマチン (補修効果UP・残留物質の除去)
・・・毛髪のケラチンとくっついて強力補修。
- ペリセア (他の有効成分を連れて瞬間浸透)
・・・髪や肌に馴染みがよく、有効成分を連れて瞬間的に浸透してくれる。
付けた瞬間に髪質の変化を実感することができます。※ジラウロイルグルタミン酸リシンNaと表記。
- セラミド・擬似セラミド (保湿力・柔軟性UP)
・・・セラミドは成分名にセラミド1・2・3・6などがつきます。(英語表記の場合もあり)
擬似セラミドもたくさんありますが、「ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)」など
元々角質層にあり、保水・保湿力が高く、カラーパーマ持ちにも効果的です。
- リピジュア (保湿力UP)
・・・ポリクオタニウム−51・61・64・65などで表記されていて、ヒアルロン酸の2倍の保湿力や高い水分保持力を有しています。
- 18mea(18メチルエイコサン酸)類似成分 (柔軟性UP)
・・・イソアルキル(c10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートやクオタニウム−33などで表記されているカチオン成分で、髪の滑らかさや柔軟性を高めてくれる一方、刺激性もあるので注意も必要です。
一部ではありますが、ここら辺は割と良い感じです♪
ややこしいですが、覚えておいて損はないです。
最後に〜カチオンフリーが良いかどうか〜
トリートメントに入っているカチオン界面活性剤(第四級アンモニウム塩)は、
界面活性剤の中でも皮膚刺激が強いので、
最近はカチオンフリーと称して、
カチオン界面活性剤が配合されていないトリートメントもちらほら見ることがあります。
皮膚刺激がある成分が配合されてないなら良いじゃないかと
思うかもしれませんが、
実際カチオン界面活性剤は、【柔軟・帯電防止作用】があって、
配合されてないと柔軟効果はまだしも、
帯電防止出来ないので、ものによってはかなり静電気を帯びます。
カチオンフリーは静電気が結構たつ。
って声は割と聞きます。
もちろんカチオンフリーでも、
うまく帯電防止作用をコントロール出来ていたり、
髪質的に静電気の感じ方はそれぞれあるので、
一概にどうとは言えないですが、
良し悪しは表裏一体なので、自分なりに体感してみたり、
自分の髪質とかも考えてみて使ってみて欲しいなと思います。
以上参考になれば嬉しいです。
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