ヘアトリートメントの誤解3選【トリートメントでは髪の本質は良くならない。】

ヘアケア

髪をしっとりサラサラにしてくれる

ヘアトリートメントですが、

皆さんが実感として感じているものが、

目に見えない髪の中でも

同じような価値観で

作用されているかと言われると、

一概にそうは言えない事が割とあります。

なので今回はそこのところを

解説していきたいと思います。

ただ決して「誤解だから気をつけよう!」とか、

過敏に警告を促すつもりは全くなくて、

トリートメントの実感と効果は違いがあるので、

良い効果は上手に取り入れつつ、

あまり依存しない様にしましょう。

くらいな気持ちなので、

あまり極端な考え方にならないようにしてください!

ヘアトリートメントで髪は健康にはならない。

トリートメントを使って、

しっとりサラサラになると気持ちがいいですが

決して健康になったわけでも

復活したわけでもありません。

髪は死滅細胞なので、

一度傷んでしまったら、

元に戻ることはないので、

トリートメントが効いている間は

しっとりサラサラでも、

それはコーティングの力で、

蘇ってるわけではありません。

傷んだ髪を治したい的な方が来た時は、

基本、皆さんのイメージする髪の修復は

しっとりサラサラにしたいなので、

リクエストを答えて

髪をしっとりサラサラにしますが、

決して治ったわけではないので、

そこは誤解がないように

して欲しいところです♪

【ほとんどの人が誤解している。】サロントリートメントの付き合い方。

髪は生え変わることによって、

健康な毛になっていくので、

髪の毛には極力よけいなダメージは与えない

って事が大事になってきます。

サラサラになるのはコーティングや脂質の補填。

前述していますが髪の毛が

柔らかくしっとりサラサラになるのは、

コーティングやCMC(細胞膜複合体)という脂質を

髪に補っているからです。

ケラチンタンパク質などの

髪を構成する成分というよりは、

髪を綺麗に見せたり手触りを良くしたりするものです。

髪にとっては非常に大事なものですが、

日々の生活やカラーやパーマなどで、

流れ出て失ってしまうので、

常に補い続けることが必要で、

これらの効果によりしっとりサラサラを

味わえると思います。

Narucos labo.のERuトリートメントも

こういうコンセプトのトリートメントです。

ケラチンなどの内部補修はハリがでる。

ケラチンタンパク質などを補修すると、

髪が強くなるのでハリやコシが出ます。

ただ、ケラチンタンパク質が効いてる間は、

ハリやコシが出ますが、

あくまで補修なので髪と一体化はせずに、

時間の経過などで流れてしまうので、

髪の毛が修復するというのとは、

違うかなと思います。

ケラチンタンパク質の補修は

必要ですが、

ハリやごわつきを感じるので、

注意が必要です。

シャンプーより刺激が強い。

これは界面活性剤の話なので、

ややこしいかもしれませんが、

シャンプーに含まれるアニオン界面活性剤より、

トリートメントに含まれる

カチオン界面活性剤の方が、

皮膚刺激は強いそうです。

トリートメントは髪を綺麗にしてくれるし、

髪にも肌にも優しそうなイメージがありますが、

実は皮膚刺激が強いので、

頭皮にはつけない&しっかり流すように

気を付けましょう。

最近はカチオンフリーや

界面活性剤不配合みたいな

トリートメントもありますが、

基本はカチオン界面活性剤は

柔軟効果が高いので多くのトリートメントに

配合されています。

最後に〜ヘアケアはトータルで力を発揮する〜

シャンプーで汚れや

劣化したコーティングや補修成分を除去して、

トリートメントで

新しくコーティングや補修をして、

アウトバストリートメントで、

足りないとこを補いながら髪を守る。

これを毎日繰り返す事で、

髪は生え変わりながら、

健康になっていきます。

この理屈は、

絶対に覚えていたほうがいいので、

考え方として大切にできたらと思います。

参考になれば嬉しいです。

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