ヘアケア商品の中には、油脂(オイル)が含まれているものが結構な数あって、
メジャーなのだとオリーブオイルとか、椿油とかがあります。
ドラックストアとか、無印良品とかオイル単体で売られてたりもしますね。
聞いたことのあるオイルもたくさんあると思いますが、
その中で、化粧品としてオススメな油脂を4種類紹介します。
そして、番外編として油脂ではないですけどオススメなオイル成分も紹介します。

マカデミアナッツ油

1つ目はマカデミアナッツ油です。
希少性の高い不飽和脂肪酸「パルミトレイン酸」が約20%含有されていて、
油脂の中でも最も多く含まれています。
このパルミトレイン酸は毛髪軟化性が高く、ダメージや乾燥で、もしくは元々硬毛の人は、
髪質を非常に柔らかくしてくれて、良質な手触りを生んでくれます。
ジメチコンなどのシリコーンオイルとセットで配合されていると、よりしっとりとした髪質にしてくれます。
肌との相性も良く、年齢と共に低下していく皮脂を補い、乾燥などの悩みに効果的に作用してくれます。
酸化安定性も油脂中でも最も高い部類なので、安心して使えます。
アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)

「若返りのオイル」とかなんとか言われている、とても高価なオイルです。
髪や肌の軟化作用や水分保持に優れていて、
皮膚の弾力性の改善からシワなどを予防し、抗老化作用があると言われています。
ビタミンEを多く含有しているので、酸化安定性も高いです。
アボカド油

マカデミアナッツ油に次いで、毛髪軟化性の高いオイルです。
前述した「パルミトレイン酸」も約5%含有されています。
水分保持力も酸化安定性も高いオイルです。
コメヌカ油

髪や肌馴染みの良いさらっとした軽い質感で、
非常に高い水分保持力と酸化安定性を兼ね備えたオイルです。
トリートメントやクレンジングオイルのベースとしてとても良い成分です。
ERuのベースもコメヌカ油です♪
番外編 スクワラン

スクワランは油脂ではなく、炭化水素油と言って、
シリコーンやミネラルオイルの仲間です。
皮脂に含まれてる「スクアレン」を化学合成して、
酸化安定性を高めたオイルです。
髪や肌馴染みが良いさらっとした質感で、
ベース剤としてとても重宝します。
元々人が持ってるオイルでもあるので刺激性もなく安全性も高いです。
ホホバオイル

以前にも話しましたが、ホホバオイルは油脂ではなく、液状のワックス(ロウ)です。
アミノ酸やビタミンEを多く含有し、酸化安定性と皮膚への安全性の非常に高いオイルです。
皮膚刺激性もなく、敏感肌の人などはオススメです。
割と安価で手に入れることができるのも、魅力的ですね。
まとめ

今回解説した以外のオイルがダメってことではないですが、
その中でもオススメなオイル6種類紹介しました。
見ていただくとわかると思いますが、1番大切なのは酸化安定性(抗酸化作用)です。
質感等は好みもあれば、トータルで配合されている成分によって、変化もあるので人それぞれですが、
全ての人に大切な酸化安定性と次に水分保持力(保湿力)を大事に見てもらえたら良いかなと思います。
参考になれば嬉しいです。
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