何年(もしかしたら十何年)も前に、
シリコンは悪!みたいな風潮があって、
その後、実はそんな事ありませんでしたー!
的な流れになって、いや実際どうなの?
みたいな疑問を今でも持ってる人意外と多いと思いので、
今回は手垢のつきまくった題材ですが、
良いとか悪いとかよりも
状況などに合わせた上手な付き合い方を解説してみたので、
お暇ならお付き合い下さい!!
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シリコンは超安全・安定性の高いオイル
巷で良く言われる化粧品等に
配合されているシリコンは正式にはシリコーンと言います。
シリコンというのはケイ素と言うガラス状の固体の事を言います。
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それはそうと、シリコーンは良いのか悪いのかと言うと、
シリコーン自体は、超安定・安全性の高い性質をもったオイルです。
髪をしっとりサラサラにさせるには最適なオイルだし、
構造上ミネラルオイルなどと比べて、
酸化透過性がとても高いので
皮膚呼吸を妨げたり毛穴が詰まるとかはまずありません。
安全性も高いので基本飲んでも影響は出ませんし、(実際シリコーン入ってる飲料水とかありますしね。)
酸化安定性も高くて腐敗することもなく、
熱や摩擦などを受けても変質しません。
他のオイルに比べて群を抜いて安定性が高いので、
化粧品にはもちろん研究や医療用としても
多くのシリコーンが使われています。
髪や肌にも良質な質感を与えてくれる。
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髪や肌にも影響なく良質な皮膜を作ってくれるので、
ヘアトリートメントやボディクリームなんかにも
配合されている事が多いですね。
シリコーン自体の種類も豊富なので、
重厚感あるコーティングから軽い質感のコーティングまで
用途に合わせやすい様々なシリコーンオイルがあります。
シリコーンオイルのデメリットは、皮膜力としては強いのでものによっては落としにくく残留しやすい。
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デメリットを言うと
落としにくくて残留しやすいってところでしょうか。
しっとりした髪をつくれるくらい皮膜力としては強いので、
皮膜除去効果のある適正なシャンプーで
落としてあげてください。
シリコーン自体は、酸化したり劣化したりはしませんが、
他の油脂などがくっついて取れなくなって、
時間が経つと臭いや質感低下の原因になります。(オイルとオイルは性質上吸着して馴染んでしまいます。)
付き合い方を間違えなければ、
質感向上にとても効果的なものですが、
ちょっと間違えると「なんかベタついてる?「変な匂いする?」ってことになります。
カラー・パーマをしてる人は使い方注意!
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シリコーンに限った話でも無いですが、
特に施術前は薬剤浸透の邪魔になるので、
しっかり取り除きましょう。
施術後はパーマだとシリコーンで
髪が重くなりすぎるとだれたりします。
実際「パーマ取れちゃった!」と来店されて
Naruでシャンプーしたら復活して、
そのまま帰られたケース結構あります。
逆にカラー後はシリコーンでコーティングすると
見た目も多少のもちも良いです。
不遇の時を過ごしたシリコーン・・・
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記憶にある人も多いと思いますが、
アンチシリコーンの人が色々言っていた、
毛穴が詰まってハゲる
カラーやパーマがかからなくなる。(〜にくくなるという意味で言えば、間違いでは無いですが・・・)
かえって、髪や肌のダメージが進行する
髪のうねりのの原因である
人体に有害である。etc…
このような、嘘や大袈裟なバッシングを受けて、
なにかと不遇の時期を過ごしてきたシリコーン。
一説には化粧品メーカーのシャンプーなどの
シリコーンオイルが不必要なアイテムへの配合で、
一時的に使用感の良さに支持を集めるのですが、
一般的になるにつれておきた
パーマやカラーへの失敗に対して、
シリコーンが原因かも?と思った美容師の声や、
売上を圧迫されたメーカーが
必要以上にシリコーンのネガティブキャンペーンを
した事が理由だとされてます。
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実際、シリコーンオイルが槍玉に挙げられるほどの責任はないです。
これで、うまれたのが「ノンシリコンブーム」です。
ほとんどのアンチ情報はウソなのですが、
一般的な知識の少なさをうまく利用して、
シリコーンを悪者にしていったのです。。
最後に〜個人的に考えるシリコーンの上手な使い方は〜
基本的には付き合い方を間違えなければ、
シリコーン自体が害のあるものでは無いので、
好きに使っていいと思いますが、
自分はシャンプーは【素髪推奨派】なので、
シャンプーなど洗浄をメインにしたものはノンシリコーンで、
トリートメントなどの
質感を求めたいものに対しては
シリコーンが配合されてるものがいいと思います。
参考になれば嬉しいです。
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