オイル系のヘアケアやスキンケアは、年配の方から若者まで人気のケアで、
利用している方も多いと思います。
今回は、実は思春期や20代くらいの若者やニキビなど出来やすい肌質の人は、
オイル系のケアはやり方次第では、メリットよりデメリットの方が大きいかも…
という話をしていきます。(特にスキンケア)
絶対ダメ!!みたいな話ではないですが、肌に悩みがある人は参考になれば嬉しいです。

皮脂分泌の多い人や、そういう世代の人は注意!

そもそも肌は乾燥具合によって、皮脂が分泌されるようになっているので、
基本的には外から化粧品で油分を足していく必要がありません。
エイジング世代で皮脂の分泌が少なくなっている人は、
適量つけるのは良いと思いますが、
ニキビが出来やすかったり、皮脂分泌の十分ある世代で、
スキンケアにピュアオイルやオイルケアを取り入れるのは、
メリットよりデメリットのほうが大きくなる可能性が高いです。
油脂系オイルのデメリット。

オリーブオイルやマカデミアナッツオイル、ココナッツオイルとかが、
油脂系のオイルですね。数は沢山あります。
皮脂も油脂も主成分は一緒なので、肌に馴染みやすく、
質感良くスキンケア効果が高いです。
ただ、ものによっては安定性が低く皮脂に加えて油脂が混ざると、
肌を守ってくれる皮膚常在菌によって分解される皮脂量が多くなります。
分解されたもの(遊離脂肪酸)が、増えすぎると刺激になったり皮膚炎を起こす可能性があります。
脂漏性湿疹とかは、過剰な遊離脂肪酸の影響と言われています。
ニキビなども皮脂過多で、皮膚常在菌(アクネ菌)が大量発生してできるものなので、
元々皮脂の分泌の多い人が、油脂を塗ればニキビは当然より出来やすくなります。
ベビーオイルなどのデメリット。

ほとんどのベビーオイルは【ミネラルオイル】という炭化水素油が主成分になっています。
シリコーンやワセリンとかが同じくくりですね。
油脂系に比べて安定性が高く、皮膚刺激を起こさないですが、
油分の性質が強く、強力なクレンジングオイルなどでも使われるので、
皮脂などをガッツリ落としてしまう懸念があるので、慢性的な乾燥を引き起こす可能性があります。
炭化水素油の種類によって強さは違うので、
一概にリスクの高さは違いますが、あまりつけすぎると、
オイリーなのに乾燥肌みたいな肌質になってしまう可能性があるので、
つけすぎに注意してください。
(炭化水素油の中でもスクワランはリスクが少ないと言われています。)
最後に。〜エイジング世代はまだしも、若者世代はオイルケアはリスクが大きい。〜
若者世代と括りましたが、思春期や皮脂分泌の多い方もそうですね。
逆に肌バランスを崩すことになりかねないので、化粧品に微量配合されている程度のものの方が、
良いかと思います。
参考になれば嬉しいです。
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