Narucos labo.シリーズの中では、「ERu」トリートメントや、
アウトバストリートメントの「Sincere oil」などに、配合されているオイルですが、
(Sincere oilはマカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルといって、細かく言うと違う成分ですがほとんど同じと思ってもらっても大丈夫だと思います。)
かなり油脂の中では、髪にも肌にも効果の高い貴重なオイルなので、
特徴とデメリットを解説していきます。
興味を持ってくれたら是非率先して探してみてください!

マカデミアナッツオイルの特徴。

細かい話は置いといて効果だけを話すと、髪や肌にスッと馴染んで、手触りや柔軟性を大きくあげてくれます。
人によってはあまり経験したことのないくらいの馴染みと質感の変化を感じるかもしれません。
それくらい貴重な油脂がマカデミアナッツオイルです。
髪や肌の柔軟効果が抜群。

髪の柔軟性は、毛髪内のキューティクルや内部のコルテックスに存在する「CMC(細胞膜複合体)」という物質が、大きく関係していて、
このCMCは毛髪の「艶」「手触り」「柔軟性」に影響を与える重要な物質です。
CMCは、不飽和脂肪酸のパルミトレイン酸・オレイン酸・パルミチン酸やセラミドなどの「脂質成分」で構成されていて、
マカデミアナッツオイルに含まれている不飽和脂肪酸は、
パルミトレイン酸・・・約20〜25%
オレイン酸・・・約55%
パルミチン酸・・・約8%
etc…
こんな感じで、CMCに必要な脂肪酸が豊富に含まれています。
中でも、毛髪に対して1番柔軟性の高いと言われている、
パルミトレイン酸が含有量20%以上という油脂中でもトップクラスに含まれていて、
髪や肌に、非常に高い柔軟性を与えます。
(自分が調べた範囲で次に多かったのが、アボカドオイルで6%程でした。)
髪や肌馴染みが良く、べたつきにくい。

上記のパルミトレイン酸は、人の皮脂にも含まれているので、
安全性も肌馴染みも良くて、浸透性も高く親和性も優れているので、べたつきにくいです。
パルミトレイン酸は加齢で減少していく。
髪や肌の柔軟性や良質感を与えるパルミトレイン酸は30代から加齢共に減少していく脂肪酸で、
柔軟性やハリを失い、肌質や髪質の劣化に繋がるので、
マカデミアナッツオイルなどでパルミトレイン酸を補填していくのは髪にも肌にも重要です!
酸化安定性が油脂中トップクラス。
脂肪酸組成上油脂の中ではトップクラスの酸化安定性があります。
油脂なので酸化しないというわけではないですが、酸化のリスクは極めて低いと思います。
デメリットは高価な成分なので、コスパがあまり良くない。

成分としてはとても貴重なので、かなり高価な成分です。
なので、マカデミアナッツオイルを効果的に配合させると、その分配合した製品の価格も上がっていきます。
個人的には、魅力の多い成分効果なので致し方ないかなとは思うのですが、
コスパはあまり良くないかもしれません。

ERuトリートメントは、効果的に配合させて、500ml.¥3300-です。
高いと感じるかどうかはあなた次第です♪
最後に〜オイルが良さげだからといって食用のオイルを使うのはやめましょう〜
食用と化粧品用だと、精製グレードが違って、(化粧品の方が高い。)
食べたら旨味に感じる不純物も肌についたら刺激になる事もあります。
ちゃんと化粧品用のマカデミアナッツオイルを使用するようにしましょう♪
参考になれば嬉しいです!
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