美容師って言うのは、今も昔も髪の専門家的な立ち位置で活躍していますが、
美容師は髪の敵か?味方か?とか言われたら、
そりゃ、髪の毛のプロなんだから味方に決まってる!!
と、思ってもらえてると思いたいし、それはそれでとてもありがたいのですが、
でも実は、一概に味方とばかりは言えず、髪の毛に対して負担をかけたりダメージさせたりしています。
なので今回は、髪の毛に対して味方の側面と敵になってしまう側面両方解説していきます。
美容師は髪型を作るプロだけど、毛髪化学のプロとは言い難い。
美容師さんが毎日行っているサロンワークや練習会の大半は技術的な事をやります。
髪をかっこよくしたり可愛くしたりは、基本技術的な事で美容師さんはそこの向上に日々切磋琢磨しています。
かたや、毛髪化学の勉強は?と言うと、、
実は、割とヘアサロンの中でも、強制力をもって勉強するところは少ないと思います。
そうなると個人の任意になるので、そういう知識が好きな人は深く勉強するし、
勉強苦手な人は積極的にすることはないだろうし、
しなくても、サロンワークとしてはさして困ることもありません。
味方の部分・可愛い(カッコいい)髪型にしてくれる。
先程も話した通り、この部分を極めるために、日々サロンワークに練習会に勤しんでいます。
その成果としての、美容師の腕の見せ所ですね。
当然お客さんとして来てくれる人も、そこを求めているので、美容師としての価値が決まるところです。
髪を綺麗にしてくれる。
美容院帰りは髪がサラサラ艶々なって、触っていても気持ちいいですよね。
カラーやカットでも仕上がったら、髪が綺麗になって気分もあがります。
実際は髪が生き返ったり、復活したというわけではないですが、
体感としてはそんな気持ちになって、嬉しくなると思います。
敵の部分・基本髪を傷める。
美容院での施術は基本的にはほとんどが髪を傷めます。
カラーやパーマなんかは、日々薬剤も技術も進化して極力ダメージが少なくなってきていますが、
ダメージしないということはなくて、やり方などではトリートメントも髪を傷める原因になります。
仕上がりのヘアスタイルが素敵で、髪がサラサラで綺麗だったりすると、忘れがちになってると思いますが、
カラーやパーマは薬品ですし、髪の毛を強制的に色を変えたり形を変えたりしているわけなので、ダメージしないことはありえません。
デザインや技術の知識に対して、使用している薬剤や化粧品の知識が乏しい。
最初にも話しましたが、技術を極めるために日々努力している美容師さんはたくさんいますが、
知識をメチャクチャ極めようと努力している美容師さんはそんなにいないんじゃないかなと思います。
勉強苦手だし・・・笑
むしろ、開き直って不得手だから人に任せるって人は、まだ潔いですが、
中には、全く勉強も調べることもせず、お客さんに提供して髪にリスクを与えてしまう場合もあります。
これの1番タチの悪いのが、美容師さんはあまり悪いと思っていないことです。
むしろ、良い情報を提供出来てると思ってることもあります。
理論や知識は感性だけではダメだということですね。
まとめ〜美容師はやっぱり髪への影響力がでかい。〜
やっぱりなんだかんだ言っても、美容師の髪への影響力は大きいと感じています。
もちろん知識を得るには資格なんて要らなくて、
普通に好きが高じて美容師なんかよりたくさんの正確な知識を持ってらっしゃる方は多いですけど、
髪の悩みを解決したくて、美容師を頼る人はとても多いです。
もちろんそこには常に答えていきたいし、美容師は髪のプロというプライドを持っていたいので、
日々精進していきたいなと、美容師はみんな思っていると思います。
色々と書きましたが、最後に髪にとって1番敵視すべきは…
知識のあるないをごまかして、デメリットに目を背け、お金を貰おうとしている美容師かなと思います。
わかってますみたいな顔をして、髪にリスクを与えてしまう人はいなくなって欲しいですね。
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