最近のヘアカラーでは、
色の名前をかけ合わせて、
造語を作って新しいカラーを
提案する事が多いですね。
1番メジャーなので言ったら
『グレージュ』とかだと思います。
これは、グレー+ベージュを
組み合わせた造語です。
こんな感じで最近は色味と色味を掛け合わせて
新しいカラーの表現をします。
そんな中『ラベージュ』という造語を
聞いたりする人もいると思いますが、
今回はそのネーミング矛盾してね?
って話をしていきたいと思います。
あくまでネーミングに対してなので、
世の美容師様方が作るラベージュは
綺麗なカラーばかりなので、
良かったらラベージュで画像検索してみてください♪
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/06/img_0297-1024x883.jpg)
ラベージュとは?
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/10/D01FB89B-19A0-46D0-91D3-63A930972582-683x1024.jpeg)
そもそもラベージュとは、
ラベンダー+ベージュ=ラベージュという感じです。
ざっくり言うと、ラベンダーは淡い紫の事です。
そしてベージュは…
本来は、染めていない羊毛での毛織物をベージュと言った。
色名としてのベージュはその織物の色、
つまり、極めて薄い黄色ないし茶色である。
ベージュ・・・Wikipediaより
つまりベージュは、極めて薄い黄色や茶色のことを表します。
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/10/1C296EE4-85F5-41CE-BB5A-5A4DCEE20812.jpeg)
たしかに、ヘアカラーでも
だいたい明るい髪に表現する事が多いし、
ベージュのカラー剤も
薄い黄色っぽくデザインされてるの多い気がします。
ベージュとラベンダーは補色の関係
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/10/9A7961FD-ACC0-44DF-9520-E3944F073B74.png)
前回のブログにもさらっと書きましたが、
補色とは色相環の反対の色で、
混ぜ合わせると無彩色になる色味です。
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/05/880008-150x150.jpg)
ヘアカラーの場合は明るさのレベルがあるので、
無彩色にはなりません、
色味を消し合っていい感じにします。
そんな中ベージュの反対色は…
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/10/623EF0C7-062E-4FDF-A389-717800C55AC7-722x1024.jpeg)
厳密に言うと淡い青紫ですが、ほぼラベンダーだと思います。
こう見ると、ベージュとラベンダーは補色の関係で、
ヘアカラーで表すと色味を消し合って、
理屈上は、いい感じのナチュラルカラーにしてくれます笑
最後に〜屁理屈こねましたが、美容院で言うラベージュとは柔らかいグレー〜
![](https://narucoslabo.com/wp-content/uploads/2020/10/8F44E5BB-D524-4A52-BF1E-92B8AD4D4CDA.jpeg)
とはいえ、そんなナチュラルカラーなのに、
新しい造語を使ってまで、
押し出してるわけではなく、
美容院でいうラベージュのだいたいは
柔らかい質感のグレーって
感じの画像が多いです。
理屈上そこに嘘はなくて、
ブリーチなりで色素を薄いベージュ(ペールイエロー)にして、
補色のラベンダー合わせて、グレーという無彩色を作っているので、
まさにラベージュではあるのですが、
だったらグレーでもいいじゃん…
って思ったり、思わなかったり…
まぁ全体的に見ると
柔らかい雰囲気のグレーって感じですね。
表現って面白いですね!
以上、ひねくれブログでした^ ^
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