そもそも素髪とは、皮膜コーティングや補修成分・薬剤・残留成分のない本当に髪の毛だけの状態の事です。
これだけだと、
ん?どういうこと?
ってなりそうですが、
髪の毛にはスタイリング剤やトリートメントをつけたり、
普通のライフスタイルの中で、
何かしらが髪についている状況にあります。
それの一切を取り除いた状態を素髪と言います。
個人的にはシャンプー後は、その素髪の状態になる事を強く勧めています。
今回はその素髪の状態を作るメリットを3つと、
条件付きのメリット2つを紹介します。
今の自分の髪の状態をちゃんと確認できる。
素髪にする事で、今の自分の髪の本質がどういう状態かわかります。
ギシギシしてるなーとか、意外と指通りいいなとかですね。
スタート地点が明確に分かっている事が
ヘアケアではかなり大事です。
そこが明確に分かっていると、
良くも悪くも髪の変化に気づけるようになります。
トリートメントが浸透しやすくなる。
素髪の状態というのは、いわば何も補修成分やコーティングのない空の状態です。
ここに、トリートメントを入れていくわけですから、
MAXでトリートメントの能力を吸収できます。
あとトリートメントというのは、
毎日、新しいトリートメントを髪に浸透させていく必要があります。
それが出来ないと、トリートメントは外から中に浸透していくので、
古いトリートメントがどんどん中に押し込まれていって、
それが、何かしらの油性成分だったりしたら、
髪の中で、酸化してトリートメントしているのに質感が悪くなっていくこともあります。
ドライヤーで乾きやすい。
髪の毛は、究極何もついてない状態が一番乾きやすいです。
さらに健康状態が高くなると、
乾きやすいし乾いたらサラサラです。
ダメージが強い髪ほど水分を欲するので、
乾きにくく乾いたらバサバサです。
乾きにくいのは、単純に水分が抜けにくい状況だからです。
素髪にできていない事で、過剰な油分が水分を閉じ込めているということもあります。
乾きにくい経験のある人、
あなたの髪は水分や油分が必要以上に含まれていませんか?
パーマが復活する。
ここからは、条件付きでのメリットです。
パーマが落ちてくると言う経験皆さんあると思いますが、
それって、日々の生活の中で、
皮膜はやコーティングが過多になって、
髪が重くなっていませんか?
髪は重くなると重力に逆えず、
下に向かっていきます。
これはパーマがだれているという状態です。
これって、もったいなくないですか?
こうならないためにも、必要以上に何かが髪についている状況にならないようにできると良いなぁと思います。
もちろん言うまでもなくパーマがしっかりかかっている前提です。
ちなみに、この状態になっても、素髪にすることで髪が軽くなり、
パーマが復活することもあります。
使用している他のヘアケアの答え合わせがしやすい。
そもそもヘアケアにそんな興味のない人は興味のない話ですが、
今使ってるトリートメントや、
洗い流さないトリートメントだったり、
それらの効果の感じ方で、
その時その時によって、違ったりした事ないですか?
最初は調子良かったけど、最近イマイチ・・・とか。
シャンプー&トリートメントの最初は良かったけど・・・が、起こる原因とその解消法
これを解消するには、スタートラインを常に一緒にする必要があります。
スタートラインが常に一緒だと、
他のヘアケアアイテムが髪に与える影響も、
常にほぼ一定なので
合ってるな!ダメだな!の、答え合わせがしやすいです。
いきなり凄い効果を生む!ということもないですが、
安定して使えるといのは非常に大事なことです。
最後に〜頭皮環境にも効果的〜
素髪に対して考えられているシャンプーは、
頭皮に対しても良いので、
痒み、フケを抑え頭皮を健やかに保つのに効果的です。
化粧品分類のシャンプーで頭皮トラブルを抑えられるのは、とても魅力的なことですね。
髪のコンディションを作るのは、トリートメントなどに任せていけば、
素髪になるのは、メリットの方が多いかな。
と、思っています。
参考になれば嬉しいです。
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