【8割の人が勘違い】髪に良いと思ってやりがちな髪に良くない事3選

3-things-we-tend-to-do-that-we-think-are-good-for-our-hair-but-are-not-so-good-for-our-hairヘアケア

今や美容師の言葉よりも、

影響力のある雑誌やSNSはたくさんあって、

一般の人も多くの知識を持っていたりしますよね。

髪の毛をいじったりするのが好きな人にとっては楽しい時代です。

ただ、雑誌やSNSの情報は、

正しい事もあれば根拠の怪しいものもあって、

一概に納得出来るものばかりではなかったりもします。

今回は、都市伝説的に髪にはこうした方がいいと思ってる人がいることで、

本当はリスクの方が大きいであろうことを

解説していきたいと思います。

美容師18年+ヘアケアアイテムを作る中で、

聞いたり感じたりしたことを紹介していきます。

1.シャンプーで極端に良質な質感を求める。

とりあえず髪の毛に対して、ほぼみんな思っていて信じて疑わない事が、

綺麗な髪=健康な髪です。

これ捉え方難しいんですけど、

健康な髪は確かに綺麗な髪ですが、

綺麗な髪は健康な髪とは言い切れないということです。

世の中には、髪を綺麗にする方法や

それを売りにしている美容師さんはたくさんいて、

比較的やりやすかったりするのですが、

それで綺麗になった髪を復活したとか

修復したと思うのは間違っていて、

綺麗先行の考え方は髪にリスクを与える可能性の方が高いです。

髪を綺麗に伸ばせない人がしてる唯一の間違った考え方

もちろん、綺麗な髪は憧れるし魅力的でなりたい髪だと思います。

が、この考え方は覚えていた方がいいです。

Narucos labo.は素髪推奨!

シャンプーだけでサラサラになったり綺麗になるのは、

洗浄剤とは別に質感調整の成分が混ざっているからです。

メジャーなものだとシリコーンオイルとかですね。

シリコンは髪や肌に良いのか悪いのか解説【上手な付き合い方も。】

シリコンシャンプーの是非【問題なのはシリコンではない。】

これって、髪をしっかり綺麗に洗えてるのかというと疑問が残ります。

普通の生活の中で、シャンプー後のここでしか

髪は素の状態になるチャンスはありません。

まさにすっぴんの髪にしてあげるべく時間だと思います。

素髪にするメリット3選+条件付きメリット2選

メイクで言ったら化粧を落とすクレンジングにファンデーションが入っているようなものです。

そんなものないでしょうが笑

素髪にしないと、徐々に髪は痛んでいく?

質感調整はほとんどが油性成分です。

油性成分は、有能なものも多いですが、

1つデメリットとして酸化します。

オイルが腐ると思ってもらえればいいです。

それが髪の中で起こると思うと・・・

実際酸化しないオイルもありますが、

人からでる皮脂は酸化します。

そして、オイルとオイルは仲良しで、

くっついて、より強固なオイルになります。

酸化しないオイルでも、酸化しやすい油分とくっついたら、

酸化する強固なオイルになります。

なので、1日1回は素髪になることをおすすめします。

2.トリートメントをしっかり流さない

トリートメントの効果を、長く持たせたいからと、

さっとしか流さず、ちょっとヌルつきを残したまま

お風呂から上がってしまう人がいます。

結論から言うと、

トリートメント(リンス・コンディショナーも)は、

しっかり流さないとリスクが大きいのでしっかり流してください

ここから、ちょっと専門的に・・・

トリートメントには、カチオン界面活性剤と呼ばれるものがほとんど入ってます。

【継続が大事】頭皮トラブルを気にしている人が医療的な事以外でしたほうがいい事。

柔軟効果や静電気を起こさせない帯電防止作用があります。

ただ、トリートメントや柔軟剤の中で

割とポピュラーに使われている

第四級アンモニウム塩という種類は、

カチオン界面活性剤の中でも特に刺激性が強く、

以前取り上げたシャンプーに向かない洗浄剤の、

比じゃないくらいの毒性や皮膚刺激性を持ってるものもあります。

【市販にも多数!】シャンプーには向いてない洗浄成分4選

特に、

  • 化学構造
  • 使用濃度
  • 接触時間

によって、リスクの強弱は変わってきて、

長かったり濃かったりするほど、

刺激を感じやすくなります。

シャンプーの洗浄剤(アニオン界面活性剤)の刺激性に関しては、

知ってる人も多いし、

いろいろなブログなどでも話題に上がるのですが、

カチオン界面活性剤は、そこまで話題に上がらないので軽視しがちです。

それゆえに、リスクを受けがちです。

化学構造に関しては、一旦置いておいたとしても、

使用濃度は、柔軟剤は大体が高濃度ですし、

トリートメントも全成分表の2・3番目に記載があると割と高濃度です。

そして接触時間ですが、当然短い方が良いです。

長い時間洗い流さず、居続けるというのは毒性や刺激性の部分でも

大きなリスクが伴っています。

そもそも、トリートメントはしっかり流す前提で製作されているものがほとんどなので、

なので、しっかり流すことをお勧めします。

ヘアトリートメントの誤解3選【トリートメントでは髪の本質は良くならない。】

しっかり流しても効果は変わらない。

上記のこの理由から、

流しすぎると効果が薄まるんじゃない?

考える人もいる思うので、

有効成分を連れて瞬間浸透・即実感できる

ペリセア(ラウロイルグルタミン酸リシンNa)とかが

入ってるトリートメントを選ぶといいですよね♪

【質感重視?補修力重視?】トリートメントの理想的な選び方。

なぜトリートメントしたら、時間を置くのか?【置いた方が良いの?】

簡単で効果的なトリートメントの付け方【種類は何でもOK!】

3.髪の美容液と称したものを色々とたくさんつける。

お風呂上がりで乾かす前にヘアクリーム♪

乾かした後は、ヘアオイル♪

寝る前にナイトクリーム♪

朝起きてスタイリング前にヘアミスト♪・・・

髪の毛に意識の高い人ほど、

いろいろなシーンに合わせたアウトバストリートメントを使っています。

ただ、実際はあまり意味はなく、

アイテムの合わせ方によっては、

ただの皮膜過多で補修力ほぼなく

ただのオイリーヘアになってしまいます。

さらに、酸化の懸念や種類の多さによるアイテム1つ1つへの理解度があやふやになってきます。

特に敏感肌やアレルギー体質の人はリスクが高いです。

さらに×2色々と揃えるのは単純にコスパが悪いので、

やるなら1〜2種類のアウトバストリートメントを必要を感じたらつける程度の方がいいと思います。

ナイトケアとかネーミングは違えど、

中身は大して変わりません。

そもそも全部化粧品分類なので、使える成分の幅はだいたい決まってます。

これは、別にアイテム自体の良し悪しではなくて、

ヘアケアをルーティンにしてしまうのではなく、

自分なりに、必要を感じたら必要な分だけつけてあげてください。

最後に〜余談ですが、寝癖直しに一番有効なのは水でしっかり濡らす。〜

ちなみに、朝の寝癖直しの最強アイテムは、

水です!

水(お湯)でしっかり濡らすのが1番効果的です♪

寝癖直し系のヘアケア商品もたくさんありますが、

どうするのが一番効果的か考えて、

ヘアケアアイテムに頼りすぎないことも、

ヘアケアには大切なことだと思います。

こんな感じで、意外とやり方によってはリスクを伴うことは割と合って化粧品への理解をみんなが深めれたらと思います。

参考になれば嬉しいです。

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