皆さんは経験ないですか?

このシャンプートリートメント、最初は調子良かったけど、最近イマイチね〜・・・
こんな感じで、最初は調子良く、なんなら感動すら覚えるくらい髪のコンディションが上がったのに、
使い続けていくと、最初ほど効果を感じられないどころか、
なんか前より髪質悪くなった気がする。。
ということ経験ないですか?
そうなると・・・

シャンプートリートメントのせいで、髪が痛んじゃった。。
と解釈してしまいがちですが、果たして本当にそうなのか、
今回は、その状況になってしまう原因と解決策を解説します。

質感が悪くなるのは皮膜過多。
現状カラーやパーマなどを繰り返していて、
本当に髪が痛んでしまっている方は、+α必要ですが、(後述します。)
ゴワゴワしたり、きしむ、引っかかる、ベタつくなどの
髪質の変化を最初に比べたら、感じるようになるのは、
「皮膜過多」が原因です。
例えば、パーマやカラーの蓄積で、見るからにダメージしていて、
髪の質感が変わるのは、少しずつ頑張りながら、
コーティング力の強いトリートメントとかで、誤魔化した方がいいですが、
特に髪に負担もかけてるわけでもないのに、
最初の頃よりも、だんだん髪の質感が悪くなっているのは、
シャンプーの洗浄力に対して、トリートメントなどの皮膜力が強くて、
徐々に蓄積されているからです。
皮膜過多が質感低下になる2つの理由

それで、なんで質感が悪くなるの?
という声が聞こえてきそうですが、
1つは、油脂や皮脂などが残留酸化して、質感の低下に繋がっているのと、
もう1つは、弱い洗浄力で部分的にコーティングをはがしているからです。
1つめはなんとなく髪に良くないイメージはできると思ううので割愛します♪
もう1つは、髪自体は特にダメージを受けてないですが、皮膜に対して洗浄力が弱いので、
シャンプーで洗い落とすべき皮膜が、部分的にしか取れないということです。
要はムラムラにコーティングが取れてるってことですね。
そうすると、髪が乱反射してゴワゴワに見えたり、手触りが悪くなったりするのです。
改善させるには・・・

そうしたら、どうしたらいいの?
そういう特の対処法としては、『しっかり髪を洗う。』です。
当たり前なことを言ってるように見えますが、『クレンジング効果のあるシャンプーで素髪にする!』ってことです。
1回だけでなく、2回、3回としっかり洗いましょう。
洗ってるだけでも実感はあると思います。

自分は素髪推奨美容師なので、こんなこと言ってるように感じるかもしれませんが、
そもそもこのシチュエーションであれば、髪そのものが傷んでしまったわけではなくて、
皮膜の残留が原因ですから、適正な洗浄力で洗い上げてあげると、
余計なコーティングが取れて、軽くてサラサラな素髪になると思います。
(Naruとか、ディアテックのカウンセリングプレシャンプーとかオススメですね。)

パーマやカラーを、繰り返してる人は意味ないの?
意味がない事はないですが、
カラーやパーマの蓄積で、元々のダメージがある場合は、これだけを実施しても質感じたいは上がらないと思うので、
トリートメントでコンディションを整えましょう。
素髪になることで、今までより浸透力が上がって良質な質感になると思います。
参考になれば嬉しいです。
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