ちょっと前に…
「シャンプーの選び方(ちょっと上級編) ※洗浄差に気をつけよう!」
というブログを書きましたが、少し関連しているので、併せて読んでもらえるとより分かりやすいかなと思います。
色々探したり、髪の綺麗な友達におすすめを教えてもらって、「あの子のおすすめなら!」と期待して、
いざ使ってみても、思ったより「?」って感じだったりして、
期待外れに終わることあると思います。

もちろん髪質の違いなど、色々な要因はありますが、
今回は、あまり早急に答えを出さないで、理由を考えてみよ!
という話を解説していきます。

洗浄力に対する髪や肌の影響
特にマイナスの影響が出やすい状況というのは、強い洗浄力から弱い洗浄力に切り替えた時です。
アミノ酸系の洗浄剤などは、皮膚刺激がなくマイルドな洗浄力として人気がありますが、
洗浄力の強いシャンプーから切り替えると、洗浄力の差が大きすぎて、多量に分泌されていた皮脂が除去出来なくて、
皮膚常在菌も過剰に増えて髪や肌に様々なトラブルを起こしてしまいます。
トラブルが起こる理由

例えば、ラウレス硫酸Naなどの、高洗浄・高脱脂力のシャンプーで洗うと、皮脂を根こそぎ取ってしまうので、
乾燥などの危険を感じた皮膚が過剰に皮脂を分泌します。
それをまたシャンプーで根こそぎ取っていく…を繰り返しているのですが、
ここで、低洗浄力のシャンプーに切り替えると、
前のシャンプーの洗浄力を記憶している皮膚が、それに見合った皮脂を分泌し続けるのに対して、
シャンプーの洗浄力が追いつかないので、皮脂は取りきれずに、さらに分泌し続けるので、
洗っているのにオイリーな髪になって、かゆみなどを生じます。
さらに、皮脂をエサにして活動してしている皮膚常在菌もエサが多い分大量発生して、デキモノやフケの原因になります。
今の洗浄力に慣れるまで
しばらく使い続けると、肌が今の洗浄力に慣れ皮脂の分泌量も正常に落ち着きます。
そうすると、皮膚常在菌も安定して、髪や肌も正常に保たれるようになります。
こうなるまでには、数回のシャンプーじゃ難しく、何週間かは使い続けたほうがいいと思います。
ちょっと辛い時期もあるかもしれませんが、肌が慣れるまで頑張りましょう!!
ストレスフリーで1番良い切り替え方は

頑張りましょう!って・・・
と思った方もいると思います。笑
上記に乗っているブログにも書いてありますが、徐々に洗浄力を変化させてあげると、
こういうトラブルは起きにくいです。
要は、極端に洗浄力の差ができてしまうと、髪や皮膚にトラブルが生じるので、
なるべく、徐々に変えていってあげてください。
参考になれば嬉しいです。
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