最近はベースに使われてるシャンプーもあるので、一概に脇役では全然ないですが、
少ない配合でも、しっかり仕事をしてくれる頼もしい奴です。
前回のシャンプーの洗浄剤+非イオン界面活性剤で、単純な洗浄力に任せない、低刺激なのによりしっかり洗い上げるということが実現できます。
非イオン界面活性剤とは?

非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)とは、界面活性剤の一種で、
界面活性剤とは大きく分けると、
- 陰イオン界面活性剤(主にシャンプーなどの洗浄剤に使用)
- 陽イオン界面活性剤(主にトリートメントなどの柔軟剤に使用)
- 両性界面活性剤(PHによって変化する為色々なものに使用)
- 非イオン界面活性剤(イオンに解離しないので、安定的で色々なものに使用)
まぁ、この辺は複雑なので、ざっくり見てもらえれば♪
いつかやってみようかなと思います!
非イオン界面活性剤は、その安定性から、酸性でもアルカリ性でも使えて、安全性が高く、
乳化作用、分散作用、可溶化作用、浸透作用に優れてます。
非イオン界面活性剤の可溶化という才能
その中で今回は、可溶化を取り上げていきまいと思います。
まずはNaruの全成分を見てください。
水 ラウレス-5カルボン酸Na コカミドDEA コカミドプロピルベタイン ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル ラウラミドDEA ラウロイルグルタミン酸TEA 塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン グリセリン マカデミアナッツ油 PEG-60水添ヒマシ油 ヘマチン エタノール ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル) ホホバ種子油 グリチルリチン酸2k リン酸アスコルビルMg 塩化Na クエン酸 EDTA-2Na 安息香酸Na フェノキシエタノール 香料
この赤字の部分が非イオン界面活性剤です。
他にも、ジステアリン酸PEG-○とか、ポリソルベート○とか、セテス-○とか(○には、数字が入ります。モル数と言いますが、分からなくて全然良いです。)結構色々な種類があります。
可溶化というのは、水に溶けない難溶性や不溶の成分を界面活性剤の力で溶かして水に馴染ませる事で、
要は、強い皮膜やワックスなどのスタイリング剤をほぼ無刺激で取るということです。
しかも、少ない配合量でも能力を発揮してくれるので、メインじゃなくても効果をだしてくれます。
実際、なくても洗浄力をあげればスタイリング剤とか取れるとは思いますが、
洗浄力をあげるという事はそれに伴ったリスクもあるので、ほぼ無刺激というとこが嬉しいですよね。
ちなみにメイク落としのクレンジングとかは、何かしらのオイル(油分)+非イオン界面活性剤ってのが多いと思います。
まとめ

こんな感じで、非イオン界面活性剤が入ってる事によって、単純な洗浄力を上げるのではなく、良質な洗浄効果を与える事で、ワンランク上なシャンプーを体験してみてはいかがですか?
ちなみに、前回の記事のオススメシャンプーの中には、、全部入ってます!
コメント