パーマをかけた日はシャンプーしてもいいの?ダメなの?

サロンワーク

パーマをかけた後に美容師さんに、

「今日は髪シャンプーしないでね!」とか、言われた事ないですか?

かと思ったら、ネットとかでは『シャンプーしても問題ない!』とか、書かれていて、

一体どっちが正解?

とか思った事ないですか?

今回は、その答えをズバッと言いたいと思います。。

パーマ後のシャンプーはして良いのかダメなのか答えは…

シャンプー剤による!!

です。

はい、スッキリしないですよね。。

解説していきます♪

今回は便宜上、デジタルパーマやエアウェーブ、

縮毛矯正も一括りでパーマと呼んでいきます。

美容師さんが、パーマの後はシャンプーしないでね!という理由は保険のため。

ぶっちゃけていうと、この理由が1番多いと思います。

はっきりした理由はわからないけど、

なんか昔からそうだし、

それで今までうまくいってたし、

とかそんな感じです。きっと笑

シャンプーをしても良いのかどうかは、

シャンプー剤によると言ってるので、

そこに合わせていうと、細かく言うと、「○○さん、シャンプー何使ってるのかわからないし、一応保険でしないでって言っておこう。」

って、感じだと思います。

シャンプー自体は実は必要。

パーマは1剤の「還元剤」と2剤の「酸化剤」というもので、かけていきます。

この1剤の「還元剤」が、髪を柔らかくして(軟化)して、

いわゆるパーマをかたちつくっていくのですが、

同時に髪に大きな負担をかけていきます。

そして、2剤の「酸化剤」で中和するのですが、

1回の2剤処理で髪の内部まで浸透した還元剤を全て中和して除去できるなんて事は不可能です。

美容師さんは、あの手この手でケアをしてくれますが、

たかだか、1〜2時間の中で出来ることは限界があり、

やっぱり完璧なケアは無理です。

2剤の性質を分けてつけたり、

時間差につけてより浸透を促したりしていますが

やっぱり限界はあります。

なので、なるべく早く髪に残る残留物質を除去してあげたいと考えると、

なるべく早めにシャンプーしてあげて、

残留物質を除去してあげた方が賢明です。

1日2日で取り除ききれるわけではないですが、

ヘアサロン帰りに1番最初に行うシャンプーは、

パーマ後1番最初のヘアケアとなるわけです。

市販のシャンプーはNG!

市販の価格帯でよく使われている洗浄剤のシャンプーは、

いくらパーマケアとかダメージケアとか書いてあったとしても、

洗浄剤の性質かケミカル系のケアが

価格帯的に難しいので向いていません。

【市販にも多数!】シャンプーには向いてない洗浄成分4選

カラーにも割と同じことが言えるので、こちらも・・・。

市販のカラー用シャンプーが、カラー毛に対してほぼ意味がない理由。【市販のオススメシャンプーも紹介。】

実際洗浄成分に難があるシャンプーは

パーマ後とかの話ではなく常に向いてないですが、

パーマ後当日とか翌日は特にリスクが高いです。

パーマをして疲れた髪の毛には、だいぶ洗浄力が強すぎて、

乾燥を助長したり、切れ毛・枝毛の原因になるので気をつけてください。

弱酸性の洗浄剤+ヘマチン配合のシャンプーがおすすめ!

パーマした後は、髪の毛はアルカリ性に寄ってしまってます。

アルカリ状態になると、髪が膨潤して弱ってしまいます。

このままだと非常にダメージを受けやすいので、

いち早く、髪の毛を弱酸性に戻してあげないといけません。

クエン酸が含有されていて、カルボン酸Naなどの酸性石鹸系シャンプーがおすすめです。 

 【個人的No.1洗浄成分!!】カルボン酸系洗浄剤について

まずは、髪をつやつやにしようから弱酸性に戻そうという風に意識してみてください!

あと、ヘマチンですが、

パーマをして、残留してしまった還元剤などは、髪の毛の中で反応し続けて、

ダメージを与え続けてしまうので、

早くそれらの薬剤を除去して無効化しないと、

髪の毛は、ダメージを受け続け大変なことになってしまいます。

ヘマチンは、残留した還元剤やアルカリ剤などの薬剤を除去効果があり、

還元剤で切れて、酸化できなかった結合に反応して仲立ちして、補修してくれます。

 【超簡単!】ヘマチンシャンプーの見分け方。【おすすめシャンプーも紹介!】

こう言う理由から、パーマ後のシャンプーは、

弱酸性のヘマチン配合シャンプーが良いです。

最後に〜個人的には洗った方が良い〜

こんな感じで、パーマ後のデリケートな髪の状態では、

シャンプーの種類によって、

パーマもちや、ダメージの良し悪しが本当に分かれるので、

だったらシャンプーしないでおきましょうと美容師は言うわけですね。

ただ、パーマやカラーは思ってる以上にダメージの受け方は

瞬発的なとこと持続的なとこと広範囲にあるので、

個人的にはせめて持続的なダメージは極力受けないようにしてあげたいので、

シャンプーはしたほうが良い派ですね。

パーマやカラーでうける2種類のダメージについて解説。【極力抑える方法も】

まぁ、パーマのもちを考えてシャンプー禁止しても、

パーマ後すぐにシャンプーして取れちゃうようなパーマは、

1日しなかったからって、翌日シャンプーしたら取れるでしょうけどね。

参考になれば嬉しいです。

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